2011年07月14日

with 娯楽映画(仮):参加監督プロファイル


監督・担当作品枠が決定したところで、それぞれの監督をご紹介いたします。
今回は、過去に制作経験のある方ばかりで、現在も継続して制作・自主上映されている方もいらっしゃいます。

先日、監督のみでの会合を行い、簡単な作品イメージを話し合いましたが、<娯楽映画>企画にぴったりな奇想天外プロットを話してくれた監督・この企画を通して、自分自身に挑戦しようとしている監督・とにかく役者さんを活かす!という頼もしい監督など、多様なキャラクターになっています。

<監督データ>
名前・経歴のあとの番号への質問は…
@ この企画に参加したきっかけは
A 影響を受けた映画を3本、教えて下さい
B クジを引いて、担当作品枠が決まったときの心境は
C 制作にあたっての意気込みをひとこと
です。
気になる監督がいたら、ぜひKINEMICに遊びにきてください。^^

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林 知明 ジャンル映画:ノワール担当
1979年生まれ。
1998年 ビジュアルアーツ専門学校 入学
2000年『1999-2000(16mmスタンダード 21min)』(卒業制作)
2004年 『Odysseia(DV スタンダード 180min))
2006年 『702―602(DV スタンダード 60min)』
2007年 『ちん!(DV スタンダード 58min))
2009年 『sweet sweet sweet(DV スタンダード 10min)』
2010年 『THE END OF SUMMER(DV スタンダード 30min))
2010年 『SHINSEKAI 〜あなたの愛を見つける町 (HD109min)』
2011年 『SHINSEKAI 〜あなたの愛を見つける町 (HD109min)』
     シネ・ヌーヴォにて公開。

@ 楽しそうだから
A『ラルジャン』単純に衝撃を受けたから。純粋なるショットの切断と再接続。
 『ユリシーズの瞳』単純に衝撃を受けたから。ショットは時間をも表現する。
 『クーリンチェ少年殺人事件』単純に衝撃を受けたから。少年達の心象を懐中電灯のライトで表現するクールさ!
Bフィルムノワールとは果たして何によって定義されるんだろうか???
Cとにかく完成させます!

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吉田勝二 スタア映画:今西洋貴さん担当
1979年3月30日生まれ。神戸活動写真倶楽部港館にて映画活動を始める。その後は映画美学校初等科にて監督コースに学ぶ。現在は神戸にて新作映画[もういいよ]の製作中。過去作品に[殻破りの儀式]等。

@戸田さん(今企画アドバイザー)を前から知っていた事と金曜の会に毎回参加していてそういう流れみたいなんがありました。そしてリニューアルしたキネミックが参加するたびに面白いなあって思えてきたからです。    
A[ロッキー][殺しの烙印][パリテキサス]わぁーまだまだありまーす。
B今西さんに運命を感じます。いつも変わらない姿勢が大好きです。人として尊敬しています。
C今回は最初から最後まで楽しかった、わくわくしたで終わりたいです。お手伝いしていただける方を募集しています。よろしくお願いします。 

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八十川勝 ジャンル映画:ホラー担当
1970年愛知県生まれ、1996年甲南大学卒業。CG アニメータとしてプロダクションに勤務した後、2004年より映画監督として活動。
<主な監督作品>       
映画「チョチン?ル〜デルVol1」(第10回インディーズムービーフェスティバル 準入選)
映画「キャンディーズ」(神戸市垂水区助成作品)
映画「きのうのできごと」(EIZO FES Part9にて上映)
映画「ZombieChild」
など。また、映像制作の依頼も積極的に受けており、TV番組オープニングや、CMなど、多数制作。

@ 与えられた条件の中でいかに自分の作品として表現することに挑戦できるか、また、関西で活動している監督と切磋琢磨できるよい機会だと思い、参加しました。直接のきっかけは、メールで連絡をいただいたことです。
A 影響を受けているのかどうか、自分自身で客観的にわかりづらいところもあるのでとりあえず、私が何度でも見てしまう映画を紹介します。
デヴィッド・クローネンバーグ監督作品 「デッドゾーン」 音楽、映像、演出全てに惹かれます。
ニック・キャッスル監督作品 「ミリイ 少年は空を飛んだ」 とてもステキなファタジー映画、何度観ても飽きません。
岩井俊二監督作品 「花とアリス」 細かい仕草や会話の細部にわたっての演出に、見入ってしまいます。
改めて、客観的に自己分析してみると、幼少期のころから海外の映画を見て育ったため、日本映画よりも海外の映画の影響が強いのではないかと思います。特に、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品全般、正常と異常という2元論的に語られている境界が、実際はあいまいな人間という生き物に対する私自身の認識に影響を感じます。また、実際に自分で作品を作るようになってからは、日本映画への興味の対象の比率が強くなっています。ジョン・カーペンター監督作品、岩井俊二監督作品、北野たけし監督作品、山田洋次監督作品、小林政広監督作品など、上げだしたらきりがないです。
B 私が引いたジャンルは、ホラー映画ということで、最も興味のある分野でしたので、とても幸運でした。
C ホラー映画を見慣れた人でさえ、トラウマになるような恐ろしさ満載の映画を目指します。この映画を見た後、鬱病になっても責任持ちません!

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岸本景子 スタア映画:神尾直人さん担当
1979年大阪府生まれ。父が映画ファンで週末には家族揃っで映画館に出かけるといった家庭に育ち、その影響を受け自身も一映画ファンだったが、いつしか映画を作る側になりたいと思い、ビジュアルアーツ専門学校放送映画学科に入学。在学中に16ミリフィルムモノクロサイレントの作品「雨」を制作。1998年、1999.年に開催されたOSAKA「CINEMA塾」にて原一男監督の下でドキュメンタリー論について学ぶ。後に入学した摂南大学の映画研究部に1年間在籍していた。

@ 学校卒業後、映画制作から遠ざかっていました。しかし、また映画を作りたいという思いをずっと抱いていました。そんなとき、知人がこのキネミックを教えてくれたのが参加したきっかけです。



A ジャッキーチェン「プロジェクトA」
幼いころ父に連れられて映画館で観た作品で、自身も映画ファンになるきっかけになった作品でもあります。

北野武「キッズリターン」
それまで一映画ファンだったのですが、見る側から、作る側になりたいと思うようになったきっかけの作品です。


西川美和「ゆれる」
映画制作を諦めていたころ、この作品を観て、こういう作品が作りたかったと同時に、また映画制作したいと思うようになったきっかけの作品です。


B 初めて、条件を与えられて撮ることになり、ワクワクする反面、正直不安とプレッシャーもありました。


C この企画と出会えたことに感謝しています。不安はないといっては嘘になりますが、与えられたこの機会を無駄にすることなく、良い作品を作ってゆきたいと思っています。応援よろしくお願い致します。

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佃 光 ジャンル映画:スクリューボールコメディ担当
大阪生まれ。この3月まで京都で学生で自主映画をとっていました。怪獣や忍者、漫画とロックが好きです。よろしくお願いします。

@ とても映画を撮りたくなったからです。この数年は、映画を撮るのはやめよう!才能が無い!と思っていたのですが、そうして暮らしていると、面白い映画を観たとき、たいへんうらやましく、悔しくなってきたので。
A 黄金の七人:軽妙で洒脱でゴキゲンです。
太陽を盗んだ男:苛々したときは、フーセンガムを噛みながら歩くと、ジュリーになった気分です。
僕も、観た人が、真似てくれるような、ごっこ遊びしてもらえるようなシーンが撮りたいです。
ゴジラ(シリーズ):怪獣は僕らに勇気や愛、そして無限の可能性を教えてくれます。
B しまった・・・!(自分の得意ジャンルと正反対だったので)
C 不安だけれど…半年後にはきっと…ゴキゲンな作品が…生まれているはず…!がんばって撮るぜ。

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衣笠竜屯(きぬがさりゅうとん) スタア映画:松田尚子さん担当
高校時代から映画を作り始める。1980年代のヨコハマ自主映画祭などに関わったのちに”神戸活動写真倶楽部 港館” を立ち上げ現在も活動中。1990年「魔法世界」や「インスタントのみそ汁」「95117」など。ここ数年の作品は
2008年「草の時 風の場所」(明石ケーブルテレビで放送)
2009年オムニバス映画「magick」第三話監督
2010年「RE:ありがとう」
竜屯の拷問映画制作日記 http://plaza.rakuten.co.jp/ryuton/
神戸活動写真倶楽部 港館 http://wellfrog.dip.jp/mcan-wiki/
神戸クリエーターズサロン所属

@ 吉田監督にお話を聞いて、会場で条件を聞いているうちにワクワクしたので。
A 三本ですか…絞るのきついなぁ。うーん好き嫌いは度外視してと…
「HOUSE」(1977年大林宣彦監督)
名作とか傑作とか言うつもりはないのですが、これを観なかったら映画を作ってなかったと思うので。映画は観たり語ったりするよりも、実は作ることにこそ意味があって幸せな事なんじゃなかろうかと思った映画でした。それは訳のわからん例えをしてみると、恋愛は恋人が出来るとか何らかのゴールインするとかよりも、たとえそれが空回りしようと報われなかろうと痛みがあろうと、実は誰かを好きになるそのことこそが最も重要で最も幸せな事だというのに似ています。映画は作るのが幸せだって事に最初に気づかせてくれた映画。
「ストーカー」(1979年アンドレイ・タルコフスキー監督)
これを観てなかったら映画で出来ることの限界をもっと低く思い込んでたかも。映画で何が出来るかを最初に囁いてくれた映画。
「2001年宇宙の旅」(1968年スタンリー・キューブリック監督)
子供の時にこれ観てなかったら映画って仕組みに興味もたなかったかも。映画とは何なのかを最初に問うてくれた映画。
その他「椿三十郎」や「カメラを持った男」や「ジョーズ」や「ポチョムキン」や「スターウォーズ」や「四季・ユートピアノ」やら、もう書き始めたら終わらないぐらいあるけれど、泣いてカットです。
B もしも映画の神様がいるのなら、これは「おまえ脇見してんじゃねぇやい!せっかくここ数年いい役者さんで映画を作るめぐり合わせ作ってやってんだから、まだまだ誰かの魅力を引き出すことに集中してろ!喝ーっ!」と言われてるのかなぁと。ジャンル映画で変なの作ってやろうと邪心満々で引いたくじが、まだ未知の松田尚子さんという俳優さんのスター映画だった時、そんな声が聞こえた気がしました。
C もう企画打ち合わせなどが始まってます。そこでの流れはなんだか「観た人に幸せを呼び寄せる映画」になりそうな予感がしてます。…いや幸運の壷や印鑑じゃなくてね…。
真面目な話ちょっと価値観をやさしくゆらすような映画になりそうです。松田尚子さんの不思議な雰囲気の魅力が味わえる映画に。

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佐藤麻衣子 ジャンル映画:西部劇担当
在学中より短編映像の制作を試み、VJ活動や映像祭・イベント・ギャラリー展などに参加。2007年よりPLANET+1運営スタッフ。2011年より兼KINEMIC運営担当。2009年KINEMIC(当時は月イチ金曜会=j企画で制作した「ポンの氾濫」が2010年調布映画祭にて入選。

@ KINEMICを通して何か動きのあることをやりたいと考えていて、これは制作企画しかないだろうと運営側で話し合ったことが<with 娯楽映画>企画となりました。
A『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985/ロバート・ゼメキス)「映画」としてよりも、夢のようなアメリカのその世界観に夢中になりました。初期衝動です。
『不安と魂』(1974/R・W・ファスビンダー)この作品のドぎついメロドラマ性によって、ハリウッドの古典作品への出会いに導かれました。
B 西部劇のクジをひいた時の想像だけはしていなかったので、頭が真っ白です。
C 制作を媒介に、人や物、情報や知識に繋がっていきたいです。

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果たして、どんな作品が生まれるのか…。
これから、怒濤の(?)制作過程を歩み始める各組ですが、スタッフ・キャスト・エキストラ・などなど、映画制作にまつわるたくさんの人びとのお手伝いを募集しています。
興味を持たれた方は、kinemic@gmail.com までご連絡いただくか、毎月第3金曜日開催のKINEMICにてお待ちしています!
posted by KINEMIC at 18:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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